管理人のおからです。
みなさん最近話題のJiffcy(ジフシー)というアプリをご存知でしょうか?
世界100カ国以上で使われているのですが、このアプリを開発したのは日本の『株式会社穴熊』というスタートアップ企業なんです。
※スタートアップとは、革新的なアイデアで短期的に急成長する企業や組織のことです
本日は、株式会社穴熊 代表取締役CEO 西村 成城(にしむら まさき)さんと、株式会社穴熊の社名の由来について見ていきたいと思います。
【ON AIR】を持っている方が西村 成城さんです。
この記事を読んでいただくと、Jiffcy が西村 成城さんのどんな願いを込めて開発されたアプリか知ることができると思います。
そもそもJiffcy(ジフシー)とは?
若者を中心に今爆発的に人気を集めているテキスト通話アプリで、月刊誌「日経トレンディ」の「未来をつくるスタートアップ大賞2024」で大賞。
「2025年ヒット予測ベスト100」で第10位に選出されました。
テキストでメッセージを送れるアプリなのですが、何が新しいのか簡単にまとめてみました。
LINEとの相違点
LINEでメッセージを受信すると受信音がなりますが、Jiffcy ではまるで通話のような着信音が応答するまで鳴ります。
なので、LINEより相手からのコンタクトに気づきやすくなっています。
トーク画面では入力した文字が1文字ずつ変換前から表示されます。
送信ボタンがなく、入力中からリアルタイムで表示されるため、会話と同じように途中で相槌を入れたり、打ち間違いにツッコミを入れたり。
テキストながら、会話と同じ「そこにいる感」を感じる事ができます。
今はi-phoneでのみの使用できるアプリになりますが、株式会社 穴熊のHPに、Android版のウェイティングリストがありましたので、近日中にリリースされるのではないでしょうか?
管理人が思う Jiffcy が使える場面
管理人世代からは、そんなの電話すればいいじゃない?という声が聞こえてきそうですが、Jiffcy が使える場面はたくさんあると思いました。
・ LINEになかなか気づかない人に、早急に聞きたい事がある。でも通話ができないバスなどに乗っている時
・近くに会話の内容を聞かれたくない人がいる時
管理人の夫は、後で LINE するね!と言っておいても、LINE に気づかないことが多くあります。
でも着信音を出していても、LINE♪ だと短くて確かに周りが騒がしいと聞こえない時もあると思います。
そして、既読がつかないから、結局電話をかけるんですよね笑
でも、Jiffcy は相手が応答するか、自分が切るまで着信音がなるので、とても便利だと思いました。
また、学生さんが家で、彼氏や彼女と話がしたいけど、親には聞かれたくない時。
これは使えると思います。
内容を聞かれることなく、LINE よりもよりリアルタイムでコミュニケーションを取れるので、まさに会話と同じ「そこにいる感」を得られると思います。
ポケベル世代の管理人からすると、今の学生さんが羨ましいです。
親に隠れて、家電の子機を持ち出し、自分の部屋で彼氏と話していたら、親機で全部聞かれていて気まずい・・・なんて経験、今はしなくてすむんですね。
ちなみに、『Jiffcy』は瞬間という意味を持つスラングの「jiff」と、性質を表す接尾辞「-cy」を組み合わせた造語です。
まさにこのアプリに相応しいネーミングだと思います。
そんな素晴らしいアプリを開発した、株式会社 穴熊の代表取締役 CEO 西村 成城さんは、どんな方なのでしょうか?
西村成城さんはどんな人?
プロフィール
生年月日:不明 2024年12月現在で28歳
出身地:埼玉県
親の仕事の関係で海外や日本各地で生活を送る
出身大学:日本大学経済学部
経営研究会、赤十字奉仕団
茶道研究会
西村成城さんは在学中から様々なサービスを作っています。
最初のサービスは、講義情報を投稿して閲覧できるサイトを作り、講義を受けた生徒のノートを買い取り、データ化して販売するというものだったそうです。
しかし、学生課に見つかってダメになったといいます。
思いついたアイディアを形にしないと気がすまない性格の西村さんは、次々に新しいサービスを作ります。
在学中に作ったサービスは20以上。
でも、その多くは失敗だと言います。
西村さんの『僕がつくって失敗したサービスのまとめ』という記事には、失敗したサービスと、その時の西村さんの思考が書かれています。
アイディアを思いつき実行し考察する。
何が悪かったのか、良かったのか。
このPDCAサイクルを当たり前に回せる方だと感じました。
PDCAサイクルとは、PLAN(計画)→DO(実行)→CHECK(評価)→ACTION(改善)の繰り返しです。
何か新しいものを生み出す方は皆さんこの思考ができていると言われています。
会社の代表挨拶では、株式会社 穴熊は「人類の可能性を解放する」という一つの目的を持った組織だと言っています。
Jiffcy というアプリは重要な要素である『コミュニケーション』の可能性を開放する手段の一つとして開発されたものです。
既存のツールの限界を開放するのは、並大抵のことではないと思います。
でもたくさんのトライ&エラーを繰り返してきた西村さんだからこそ、開放すべき壁を発見できるのかもしれません。
直接のコミュニケーションはもちろん大切だと思います。
でも距離や時間、その他の制約でコミュニケーションの質が落ちてしまうのも違うと思います。
西村さんのような方がいるおかげで、私たち利用者の選択肢が広がっているんですね。
株式会社 穴熊の名前の由来は?
株式会社 穴熊
とっても渋い名前だと思いませんか?
でもこの会社の設立は、平成30年1月26日。
しかもスタートアップ企業です。
社名の由来について、HPではこのように記載されていました。
「穴熊」という名前は、将棋の穴熊囲いが由来です。
穴熊囲いは堅固な陣形ですが、それ故飛車や角行を使い、大胆に攻めることが出来ます。株式会社穴熊は、攻めと守りのバランスを常に意識し、安定的な基盤があるからこその大胆な攻めを実現します。
引用元:株式会社穴熊 HP
他にも理由があるそうです。
Q-SHOCKのインタビューで、あ行で始まる会社は投資利益率が高いと思われるという論文があり、”あ”から始まる社名にしたそうです。
また、社名をどっしりとした古くからあるものにすることで、他のベンチャーと差別化を図ったといいます。
確かに、老舗感というか安心感がありますよね。
まとめ
本日は テキスト通話アプリ Jiffcy を開発した、株式会社 穴熊 代表取締役 CEO 西村 成城さんについて見てきました。
西村さんが、学生時代からインタビューでよく使用していた言葉が『開放』でした。
固定概念からの開放。
制限、制約からの開放。
西村さんは、これからも新たな開放に向けて、精力的に活動されていくことと思います。
「人類の可能性を解放する」
西村さんしか思いつかないような”可能性”がどんなものなのか。
これから注目していきたいと思います。
最後までありがとうございました。
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